晋栄福祉会

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大和田ちどりで、福祉ネイルの体験会を行いました。

5月28日(火)大和田ちどり(門真市野里町)で福祉ネイルの体験会を行いました。
福祉ネイルは、ネイルサロンまで出かけることが困難な方に対して美容目的だけでなく、爪の清潔性を保ったり施術中のコミュニケーションなどを行うことで、ストレス発散・心のケアなどを目的としています。その美容と福祉の両方の知識を兼ね備えたボランティアのかたに来ていただき、小規模多機能ホームや認知症対応型デイサービスのご利用者に体験していただきました。
体験中はお一人お一人に手を触れてスキンシップしながらネイルをするため、リラックスした雰囲気で過ごしました。また「おとうさんに見せようかしら」「昔は娘がよく塗ってくれてね…」など会話も弾み、笑い声もたくさん聞かれました。会話の中に回想法を取り入れながら施術するのが特徴で、認知症ケアで重要と言われる「見る」「話す」「触れる」「立つ」などの動作を通して「相手を大切に思っている」と伝えること(「ユマニチュード」のケア技法)も活かされています。
ネイルだけでなく、男性のかたにもハンドケアや爪を磨いたり、透明なマニキュアを塗ったりする場合もあり、「爪がきれいになったね」と職員や他のご利用者から声をかけられ、皆さんの表情も明るく感じられました。
何歳になっても心豊かな毎日を過ごせるように…私達もケアの中で実践していけるよう再確認することができました。

 

実施日時:令和6年5月28日(火) 13:00~14:30

開催場所:大和田ちどり
 

 

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