2023.06.15
介護
ナーシングホーム智鳥リニューアル開設
ナーシングホーム智鳥沿革
1993(平成5)年6月、法人最初の介護施設としてオープンしたナーシングホーム智鳥は今年、30周年を迎えました。当初より、法人介護部門7つの運営方針※、『365日24時間体制』『どなたでもご利用可能』『利用者主体・利用者本位』『総合的なサービスの提供』『先駆的・先進的・専門的』『バイステックの七原則』『安心の介護・看護』、を掲げてサービスの提供に努めてまいりました。
※詳しくは法人HP(www.chidor.or.jp/about/)をご覧ください。
介護の現場は措置制度から介護保険制度へ
30年間の内に、介護の現場は措置制度から介護保険制度へと移行し、特別養護老人ホームの形態も従来の一般型から、プライベートを重視した個室・ユニット型が主流となってきました。法人でも2005(平成17)年、宝塚市でのユニット型特別養護老人ホーム(宝塚ちどり)を皮切りに、生駒市や神戸市、門真市などで、ユニット型を次々とオープンしてまいりました。
この度のナーシングホーム智鳥(リニューアル)は、法人がこれまで培ってきたユニット型特別養護老人ホームのノウハウを結集した最新施設として、旧施設の隣接地に建設を進めて来ました。
リニューアルナーシングホーム智鳥
リニューアル後の定員は特別養護老人ホーム80名(現在50名)、ショートステイ20名(現在10名)、合計100名へと拡大。また旧施設で併設していた通所介護、訪問介護、訪問看護、居宅介護事業所、地域包括支援センターなどの事業は、新施設でも引き続きサービス提供を行ってまいります。
設備の一例ですが、2018(平成30)年以降、法人の新施設で採用している見守りシステム「ケアサポートシステム」を導入します。天井のセンサーが入居者の動きを感知し、ケアスタッフのモバイル端末に通知する仕組みで、万一転倒などがあれば、すぐさま駆けつけることができ、その前後の録画から診断・治療に役立てることも可能です。
IOTに限らず、ノーリフティングポリシーに基づくケアの導入など、先進的な考え方や機器を積極的に導入し、ご利用者はもちろん、スタッフにもやさしい環境となっています。施設1階に、『地域交流スペース』を設け、近隣の方々との交流会や勉強会に利用する他、 “ゆめ伴プロジェクトin門真”などの地域活動との連携に活用しております。
新しい施設となり、様々なパワーアップを果たしたナーシングホーム智鳥ですが、『職員やその家族こそ利用したいと思える施設に』を掲げ、法人理念を胸に、これまで以上に良いサービスを提供すべく、スタッフ一丸となって邁進します。皆様、これらもよろしくお願いいたします。