2023.11.07
法人イベント
門真市市制60周年記念事業 RUN伴+門真
認知症になってもひとり歩きができるまちへ!
RUN伴+門真とは、認知症の方や高齢者・家族・支援者・市民が共に歩き、伴に走りながらゴールを目指すイベントです。今年は門真市市制60周年記念事業として、4年ぶりとなるフル開催(参加チームがコロナ禍前と変わらぬ距離の各コースに分かれ、完走を目指す)を実施しました。
主催:ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会 RUN伴+門真チーム
日時:2023年10月28日(土)10:00~13:30
場所:門真市民プラザグラウンド(スタートイベント・ゴールイベント)
- 北コース:市民プラザ→リ・エール沖町→エディオン門真店→リ・エール沖町→市民プラザ
- 東コース:市民プラザ→南部市民センター→蒼の里→門真千寿園→市民プラザ
- 西コース:市民プラザ→三養園→ナーシングホーム智鳥→市民プラザ
清々しい秋晴れの下、今年の『 RUN伴+門真』はコロナ禍後、初めて各チームが市内3コースに分かれてゴールを目指す、本来の姿を取り戻すことができました。今回は市制60周年ということで、宮本市長や、ラジオ体操インストラクターの『ラジねえ。』門真市出身の歌手『みちごえゆう』さんにも参加・出演頂き、盛り上げて頂きました。
最初は全員が門真市民プラザ(グラウンド)に集合し、『ラジねえ。』によるラジオ体操。スタッフ含め、しっかり準備運動した後は、宮本市長からの挨拶に続いて、みちごえゆうさんによる歌唱『みんながみんな英雄』に合わせて、各チームスタートして行きました。
晋栄福祉会からは、『ナーシングホーム智鳥』と『ケアホームちどり』の選手(ご利用者)と支援者(職員)が参加し、西コース(門真市民プラザ→特別養護老人ホーム三養苑→ナーシングホーム智鳥→門真市民プラザ)を、約2時間強かけて歩きました。
※ご家族の方々、地元(門真なみはや高校)の学生さんたち、地域のボランティアの方々も沢山伴走・介助してくれました。
中継地点でかわいいお出迎え
中継地のナーシングホーム智鳥では、隣接する智鳥保育園の園児たちが、応援と休憩のお手伝いのために、待機してくれていました。施設前の通りに走者の姿が見えると「がんばれー! 」の声援。休憩所では、お菓子やお茶を選手にふるまうお手伝いをしてくれました。道中車イスを押してくれた門真なみはや高校の生徒さんたちも、選手を休憩所に案内したり飲み物を運んだりと、大活躍でした。みんなで記念撮影を終えると、いよいよゴールに向けてラストスパートです。
再び門真市民プラザへ(感動のゴールシーン)
12時20分ころ、北コースチームが1番目にゴール。距離の差もあって、晋栄福祉会は2番目のゴールとなりました。グラウンドに設置されたゲート(風船アーチ)をくぐる際、何人もの方が車イスから立って、自分の力でゴールしようとする姿があり、車イスでゴールされた方も含めて、全ての選手の表情に、強い達成感を見ることができました。全チーム完走によるゴールの後は、再びみちごえゆうさんのミニコンサート『上を向いて歩こう(ダンスソング)』『切手のないおくりもの』が披露されました。
最後に主催者を代表して、ちどりケアマネジメントの東中屋さんが、参加者(ご利用者)から花束を頂きました。参加者の方が、本当に感謝され涙を流されているのが分かり、広報の私も感動でもらい泣きしそうになりました。